学習塾・家庭教師

新型コロナウイルスへの学習塾の対応 休校期間の月謝請求・返金は?

4月5日版

塾業界人として思うところ

新型コロナウイルスは収束するどころか拡大する一方で、学校が休校要請を受けた時よりもはるかに酷い状況になっています。

この状況下でご存知の通り休校延長する学校もありますが、殆どの学校はほぼ予定通りに再開します。

学習塾は基本的に学校に合わせるでしょう。

ただ、学校が休校になるからと言ってそのまま塾を閉めるわけにはいきません。

運営していくためには利益を出していかなくてはならないのですから。

 

私個人は、国が緊急事態宣言を出すまでは営業中止する必要はないと考えます。

その理由は、

・全国民を一斉に外出禁止にしないと完全なウイルス拡大防止にならず、営業を中止した者だけが損しかねないから

・塾に来たくない人は自分から休んだりやめたりするし、言われてもいないのに自粛する必要はないから

日本に関しては国からの強制力が弱いため、ある程度国民が汲み取って動く必要はあると思うのですが、それにしてもまだ発信が弱いように感じます。

大手塾などは土日自粛してくださいと言われたら、本当に土日だけ休みにしたりしていますね。

この先行き不透明な状況下で、思い切った行動は取れなくて当然だと思います。

何より、今のところ補償はないので、この状況での全面自粛は考えられないでしょう。

 

今回このようなことを書いている背景には、自塾が経営の方向性に悩んでいることや、このブログにもコロナウイルスによる返金で検索して来られていることがあり、塾関係者は皆一様に悩んでいることだと思います。

一方で保護者や生徒の家庭では感染症を心配するものの、家に居たらストレスがたまるという声や、塾には来続けたいという声が多く、実は通常営業をしても全然問題はないのではないかと考えます。

その際の教室の対策としては、

・講師及び職員は全員マスク着用

・生徒用のアルコールを常備し、授業後は教室を消毒する

・暖かくなったので、窓とドアは常に開けておく

これくらいは最低限でしょうね。

その上、講師ひとりひとりの不要不急の外出自粛も徹底したいところです。

しかし、講師のプライベートまでは干渉できませんし、従業員の立場としてはそこまで言われたくないというのはありますので、個人のモラル次第だと思います。

正直なところ、私も休校要請までは普通に街に出入りしていましたので、結局自分事として考えられないと行動はできないのだと思います。

 

そういうわけで取り敢えず塾を開けるにしても、まだ心配事はあります。

生徒の家庭が経済的に余裕がなくなって、生徒数がどんどん減ってしまうかもしれないということです。

世間のニュースを見ていると学習塾は対面する業態の中ではまだコロナウイルスによる影響をさほど受けていない部類なのではないかと思います。

しかし、世の中全体が不景気になってくるにつれて、必ずその煽りを受けることでしょう。

生徒数が減っても運営を維持できるかわかりませんし、今以上に状況が悪くなったときには否が応でも映像授業に切り替えないといけなくなるかも知れないのです。

一刻も早く打開策がほしいところです。

 

以下は3月に書いた記事です

休校期間の月謝は返金するか?

コロナウイルス休校期間中の授業はできるだけ振替で対応する塾が多いと思います。

特に個別指導形式であれば違う週に移せばいいだけなので、よほどスケジュールがハードで消化が難しいとき以外は振替対応が普通ではないでしょうか。

振替が困難な場合は返金で対応せざるを得ないと思います。

一方で集団授業は振替授業ができればいいですが、なかなか日取りが決めにくいと思われます。

ですから週単位や、授業回数での返金対応が主になってくると思います。

こういうときのために映像授業を用意できている塾は減益を抑えられますね。

生徒にとっても学習の機会を得られるのでよいことだと思います。

経済産業省HPで無料で学べるオンライン教材を紹介

以下で取り上げるオンライン教材は経済産業省ホームページで紹介されているものです。

学研ホールディングス

今月31日までの期間限定で小中学生向けの授業動画を無料で視聴できます。

高校生向けの難関大学向けの講座動画も視聴可能です。

また、パソコンやスマホで閲覧できる電子書籍を配信中です。

すらら

すららのコンテンツが3月中は学校に無償提供されるそうです。

すららを導入していなかった学校も多いので、これを機に一度体験してみられてはいかがでしょうか?

すららはご家庭でご利用いただくこともできます。

その他Z会、N予備校など有名どころが無償提供してくださっています。

休校期間中の勉強が気になる方は、一度オンライン教材を検討してみてください。

 

↓以下、3月2日の記事です↓

新型コロナウイルスが日本各地で感染拡大する恐れが出てきました。

ニュース出始めの頃はすぐに収束するだろうし、日本には来ないと思っていましたが、とんでもないことになってきましたね。

今の状況では生徒が通学することにも心配がつきまといます。

実際、電車通学の生徒は親に送り迎えをしてもらうようになったり、しばらく通塾を控える生徒もいたりで影響は少なからず出ています。

先生や生徒のマスク着用率は?

元々塾内では冬になったらマスクを着ける先生が多いのですが、コロナウイルスが出てきたことで着用率が更に上がりました。

マスク着用が義務の塾ではないのですが自主的に着けています。

 

調べてみると大手塾では職員は必ずマスク着用、アルコール消毒もしっかりして、入退室の度に手洗いうがいを徹底させます、とホームページに書かれています。

ここまでしっかりコロナウイルスに対応してくれたら安心ですね!

でも中小塾はそこまで力を入れていなかったりします。

対応に力を入れるのがベストなのはわかっていても、そこには至っていないということですね。

個人塾になると先生自身の考え方で方針が決まるでしょう。

各塾対応はまちまちですが、塾と家庭がお互い納得していればそれでいいのではないかと私は思います。

そこは普段からの信頼関係が大きいですね。

 

生徒側はというと、マスクを着用しない生徒が大多数です。

例外は受験生です。彼らは流石にしっかり予防対策をしています。

マスクを着けない生徒によると、着用感がうっとうしいから嫌だ、とのことでした。

そりゃそうでしょうね。

大人でもしっかり顔を包まず、口を出している人をよく見かけます。

子供にとってはつけないほうが楽だ、という単純な理由でしょう。

しかし、私は子供にこそマスクはきちんと着用してほしいと思っています。

なぜなら、彼らは遠慮なく人の顔に向かって咳をするし、顔も覆わずにくしゃみをするからです。

熱があるのに通塾して、それをするのは勘弁してほしいですね。

 

実際マスクによる予防効果がどうのこうの、と言いますが私自身はマスクは精神安定剤のようなものだと考えています。

無いよりはマシというものです。

ですがウイルス対策への意識は大切だと思いますので、マスク着用をしてその気になるということも必要なのではないかと思います。

安倍首相による学校休校の要請を受けて

寝耳に水の休校でした。

安倍首相が3月2日から公立の小中高をしばらく休みにするよう要請した件ですが、発表されてから実施までが実に短期間で、塾の方でも色々対応に追われました。

生徒対応

私の塾ではしばらく休校することになりましたので、生徒には宿題を多めに渡すことにしています。

自宅で学習ができるか心配な生徒が多いのですが、世間の流れには逆らわない方向でいくことになりました。

この休校期間中に沢山勉強しろとまでは言いませんが、緩んでしまって今後に支障をきたすということでは困りますからね。

休校期間中の過ごし方はまた別に書きたいと思います。

塾の営業はどうなる?

実際の休校期間は自治体や管轄によりまちまちですが、2~5日から休校開始のところが殆どだと思います。

学校はごく短期間で方針を決めなければならないので大変だったと思いますが、塾は塾で大変です。

何せ、休校にしたらその分月謝が入ってこないのですから。

体力がない塾は1か月月謝が入ってこなかったら潰れてしまいます。

大手学習塾は余裕がありますからその辺りはクリアできます。

 

問題は中小塾です。

中小塾の本音は、一日たりとも休まず営業したいです。これに尽きます。

今世間では学校給食の食材業者が泣きを見ているとか、インバウンド需要を見越した観光業者が倒産したというニュースが話題になっていますが、それと同じです。

死活問題なのですから、コロナウイルス感染者が出ないことを願って塾を開けるしかありません。

そして、実は生徒、保護者もそれを望んでいます。

昨日も塾を休まないでほしいという保護者の声のニュースを見ましたが、家では勉強しないから塾をずっと開けてほしいという親御さんは結構います。

生徒自身も勉強できる環境を望んでいますし、増してや今は受験シーズンです。

今塾を閉めることを望む人はいないでしょう。

(これはあくまで塾、生徒、保護者の間の話で、世間的には濃厚接触するような場を設けるのは慎むべきだし、そこに行くことも控えるべきだという考えがあることは承知しています)

ですから、個人塾の中には営業を強行する塾は多数あります。

もちろんマスク、手洗い、うがい、アルコール消毒などは行い、予防へのアピールはします。

 

調べた限りでは、一週間程度休みにして後は様子を見る塾が多い印象です。

どの塾も長くて二週間の休みで、春期講習には完全に開講する予定でしょう。

一週間、二週間と生徒と全く関われないのでは生徒の学習も心配になってきます。

新学年のスタート時期ですし、卒業生も見送りたいですし。

本当にタイミングが悪いですね。

早くコロナウイルス問題が終息することを願います。

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